消費者は身勝手でわがまま!でも大切なお客様です
消費者の食の安全に対する感心が高まっている。「そんな事がどうしてわかるの・・・?」「なんとなく新聞に出ているだけじゃないの」いや違うのである。外食産業が一番のテーマにあげているのが食の安全なのである。外食産業がどれくらいの規模になっているか知っていますか。食品全体75兆円のうち28兆円が外食なのである。実に38%である。流通も変化するわけである。
消費者と言っても一般消費者もいるが、一般消費者は一人一人だからマスコミでもあおらない限り大きな声になることはない。
第二の消費者が大きな力を持ち始めた。外食産業である。

食全体の38%も占めている大口の消費者である。この消費者は一般消費者と違い、大きな声が出せる、食の安全がなぜ大きな問題になっているのか。それは外食産業が大きな声を出しているからである。
ここ数年、外食産業は低迷している。売上げが減少傾向にある。しかし長期的にはもっと伸びていくと思われる。アメリカは外食が50%を超えている。伸びていくためには何が一番必要なのか、外食に対する信頼である。何を信頼と考えているかと言うと、安心・安全である。これをアピールすることでお客様の信用を取りたいのである。

外食産業は生産物を作らない。買うのである。安心・安全の要求は消費者をふやすための道具である。そういう物を作れということである。もう一度いうけれど一番の大口消費者である。言うことを聞かないわけにはいかない。市場はどうなっているの・・・。市場にとっても農家にとっても一番の大口客層になってしまったのである。自分の売上げのためにとはなんと身勝手なわがままなことか。
昔のような農薬と化成肥料で物を作る時代は全く終ってしまったのである。家庭では食事を作らなくなった。高齢化は進む。平和な時代だから健康が一番の心配事なのである。こんなにも変化の激しい時代だから土を相手に黙々と仕事に励むだけでは解決しない問題がたくさん出てくる。

時代は逆戻りしないのだからお客様に言われる前に積極的に仕事の改善をして、それを言葉に出して相手に訴えていくことが必要になってくる。訴えていく事は得意ではないかもしれないし、難しいかもしれない。それなら、その前にやることがある。農薬と化成肥料をとにかく減らす工夫をすることである。これは食の安全に直結してわかりやすい。この努力を続けていけば、必ずいい商談が来るようになる。それは楽しみにも励みにもなるはずである。

