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11月からは寒い、育ちが悪い、どうしても肥料をやりすぎてしまうことの問題点!

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玄米アミノ酸 11月は20日を前後して気候が大きく変化をする。20日前までは暖かい日も多いが、20日を過ぎるとオホーツク寒気団が南下してきて初雪や初霜が観測されるようになる。




 雨も秋の長雨から乾いた冷たい空気へと変化をしていく。東北では露地栽培が終了するが、南の下の方ではレタスやブロッコリーが作付けされる。水田の転作として作付けされることをよく目にする。稲田はもちろん、水の豊富な土地が適地である。周囲にも水が豊富にあることは当然である。しかし畑はその逆である。向かない土地を向くようにするには排水が第一になる。補助金が出るのは100mピッチである。これでは充分ではない。間が広すぎるのである。



玄米アミノ酸 これを50mピッチにする。もちろん自費になる。10アールで10万円ぐらいの経費が必要になる。それでも年末に高値で売れれば一年で元は取り戻せる。その後のことを考えればこの投資は効力が高いのである。



 水田の微生物は嫌気性、畑の微生物は好気性、微生物の不足は明らかである。乳酸菌のもみがらぼかしを10アール300㎏を投入する。暗渠排水と合わせれば、短期間で良質な畑にできる。



 11月に入ると日照も短く、気温も下がってくる。肥料の効きはどうしても悪くなる。そこで肥料は多めに入れるという指導になる。肥料が効かないから多めにという単純な発想である。ここに落とし穴がある。肥料を多めに入れたら効くのだろうか。



 これが効かない。多く入れたら効くと思っていたら大間違いである。徒長の原因になる。花芽が暴れる。肥料を効かせるには条件がある。
(1)土が団粒構造であること
(2)地温が高いこと
(3)微生物が豊富であること
(4)排水が良いこと
の以上の4つの条件が満たされないと肥料は効かない。この11月だけではなく、春も夏も秋も同じである。



玄米アミノ酸 これが施設の栽培になると、もっと結果がはっきりと出てくる。トマト、キュウリなどの果菜、スイカの育苗、イチゴの栽培など抑制栽培をするものは肥料の効きが悪いということが目に焼きついている。そのために肥料を多めに入れて黒マルチをする。気温が低ければ育ちはよくないので焦る。早く育ってくれないかと心配になる。育ちがよくない方が自然なのに、春・夏のように育つことをイメージしてしまっている。



 さらに問題がある。水かけを頻繁にする。そうすると徒長してツルボケになる。花芽が流れて止まらないなどの問題が次々に出てくる。余談だが、このように暴れ出すと「カンザシ」状に植物が育つ。逆三角形である。これは徒長の典型である。知らない人は「これは元気な証拠」と見えるらしい。好んで買い求めていく人もいる。こういう苗に手を出しているようだと素人丸出しになる。



玄米アミノ酸 問題はこれで収まらない。チッソ過多は次作に悪影響を与える。次作だけでなく次の次にもダメージが残る。残存する肥料が未分解のまま残るからである。これが春になって、温められると醗酵を始める。そうするとガスが湧き、アンモニアが出る、もう最悪である。



 こういう、繰り返しを知らないうちにやってしまっている。



 チッソ過多の所にコナジラミ、油虫などの吸汁性害虫が寄ってくる。ダニもそうである。害虫がいるからと農薬をかける。植物の負担が大きくなる。ストレスまみれになる。悪循環は当作だけでなく次作にも大きな悪循環を与えることを知っておいてほしいのである。お金をかけて、苦労しているのに害虫を呼んでいるのである。



玄米アミノ酸 ここから脱出するには肥料に対する考えを変えなくてはいけない。チッソ、リン酸、カリは気温が低いと効きが悪い。それなら米ぬかぼかしや乳酸菌のもみがらぼかしはどうだろうか。土の中の温度は15㎝以下になると夏も冬も同じになる。15㎝以下ならば微生物の働きに変化はないことになる。



 10㎝でも外気温よりは、はるかに温かい。肥料を入れるのではなく微生物を入れることこそ抑制栽培の切り札になるのである。



 果菜類やウリ科は特におすすめできる。追肥も玄米アミノ酸のぼかしをやればいい。効きがよくて後にはまったく悪い影響を及ぼすことがない。病虫害の心配も少ない。しかも入れるほどに土壌はフカフカの団粒構造になっていく。徒長の心配もないしカンザシになることもない。



玄米アミノ酸 施設では12月〜1月にかけて厳冬期になると暖房を焚く。室温を上げる。肥料を入れすぎていると急に分解してチッソが過多になる。この問題もぼかしなら起こらない。特に乳酸菌のもみがらぼかしなら冬場でも作りやすい。保湿力があるからである。



 農業は見えないものが見えるようにならないと上手にはできない。土の中のことは見えないし、微生物も見えない。見えるようなことばっかりをやっていると失敗するのである。一番、肝心の根っこはいつも土に隠れている。土に隠れているから出ている地上部ばかりを見る。農薬をかけて液肥をかける。これをマッチポンプというのである。自分で病気の原因を作って自分で消している。



 気候も同じく見えない。見えないものをどう見えるようになるかは学習と練習である。



 冬は夏の真逆になる。夏を乗り越えられた方は冬も乗り越えられる。どちらかに偏ることはない。それが農業である。