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牛フンを醗酵させると温度が100℃にもなるけど、これって醗酵なの?

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玄米アミノ酸


酵というのは石油に依存しないエネルギーである。醗酵って何?と言われて、これが醗酵ですと答えられる人はほとんどいない。
「醗酵ってむずかしいの?」実は簡単なのですがむずかしく考えすぎているのである。醗酵する成分は3つしかない。タンパク質、脂肪分、澱粉質である。この基本はどこまでいっても変化しない。これをしっかり頭に入れておくことである。

 なぜ農業で醗酵というのがよくわからないのかを教えよう。牛フンや鶏フン、豚フンという動物の排泄物がある。これは実に厄介ものである。問題ありすぎなのである。みんなが頭を悩ましている。その理由は温度である。醗酵させると100°以上の高温になる。湯気がもうもうと立つ。これって醗酵しているの・・・?これは醗酵ではない。醗酵して温度が上がっていると言うのは間違いである。フンに含まれるガスが燃える。アンモニアが燃
える。醗酵しているのではなく燃えているのである。燃え尽くすと温度は下がってくる。



 動物フンの利用はここがポイントなのである。いかに上手に不純物を燃やしつくせるか。その後に上質な未分解のタンパク質が残る。これを再醗酵させればいいのである。



玄米アミノ酸
 不純物を上手に燃やすポイントは酸素である。空気を入れてやる、普通の空気ではダメである。温風がいい、40℃ぐらいである。そうすると微生物が働いて、まず60℃まで温度が上がる。ガスが燃え始める。チッソが燃える?アンモニアが燃える。



 これだけではうまくいかない。不純物がうまく燃えない理由は尿と便と一緒にしてしまうからなのである。水分過多になる。それだけではなく、便の中で働く微生物と尿の中で働く微生物では性質がまったく違う。



 人間の体内でも動物の体内でも便と尿がゴッチャになることはない。見事に区別される。だから別々の所から出てくる。
 動物のフンを再利用するならフンと尿は別々にした方が利用しやすい。不純物も燃えやすい。



 農業ではよく中温醗酵なんて言うけれど、これも醗酵がよくわかっていない。微生物というのは40℃前後でもっとも活発に働くものである。好気性の菌ならどれも同じである。ヨーグルトでも納豆でもチーズでも天日醗酵させる梅干やかつお節でも、40℃の環境でつくるのである。この温度でタンパク質は分解されアミノ酸になると温度は下がってくる。この基本はどこまでいっても変わらない。自然の法則である。