育苗は根を作ることが最大の目的
育苗で育てるのは茎ではない。根を育てるのである。「根毛が成長するにはどうすればいいか」だけに集中する。茎を育てたら、それだけ徒長しやすくなる。資材置場で育苗するなど以ての外である。通気性、陽当り、湿度、温度など環境を整えることを配慮してほしい。育苗は最高の場所選びが大切なのである。
(1) 育苗土
購入する場合も自分で作る場合もポイントは汚染されていない微生物の豊かな土である。育苗土は耕作土と違い少量で済む。お金と手間をかけたとしても知れている。とにかくここだけはケチケチせずにお金をかける。
◎腐葉土などを購入して育苗する場合
有機育苗土に共通することだが、この土はそのまま使用せず玄米アミノ酸ぼかしを5%入れて再活性する必要がある。その理由は思いもかけない悪玉菌が残っている可能性がある。これがストレスになって根の成長が悪くなる。玄米アミノ酸の米ぬかぼかしで苗のバランスを整える。
◎微生物の棲処(すみか)を作る
微生物は酸素が大好物である。天然ミネラル鉱石やゼオライトなどの鉱物等を1%育苗土にまぜる。そうすると土の中に酸素を蓄えるところができ、微生物は繁殖しやすくなる。
◎玄米アミノ酸粉体をそのまま使う
ぼかしとは違い粉体には熱がない。ぼかしは2週間ほど養生する必要があるが、それも必要がない。手軽で便利なのである。育苗土に1%の粉体だから資金的な負担も少ない。非常に使い勝手がいいと思う。オススメである。ポット育苗の場合も下半分の土にまぜておくという方法も取ることができる。
(2) 苗についての注意
苗は購入する場合が多いと思う。とにかく根に集中してほしい。茎の見てくれは二の次である。根がしっかり張っているかどうか確認する。これをやる人は非常に少ない。根が張っていなかったら、微量ミネラルなども検討して、もう一度根を作り直す必要がある。
(3) 種について
玄米アミノ酸液体を是非活用してほしい。1000倍のアミノ酸液に浸すのである。発芽率が全く違ってくる。もちろん芽が出てからの勢いも違ってくる。細胞の分裂がそれだけ活発になるからである。
(4)水掛は細霧ノズルで
育苗の水かけは細霧で行う。粗い目で水をやっても苗に元気は出ない。



